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続柄を選ぶと、ここに判定と文例が表示されます。
記入例:父が亡くなった場合(選択を変えると切り替わります)
喪中はがき(年賀欠礼状)
- 種類
- 喪中はがき(年賀欠礼状)
- 喪中の目安
- 父 出すのが一般的
- 続柄の書き方
- 「父」と書きます。夫婦連名で妻の父の場合は「義父」または「岳父(がくふ)」とします。
- 出す時期
- 相手が年賀状を用意する前、11月中旬〜12月初旬までに届くよう投函します。
喪中はがきの文例
喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます
本年〇月に父 〇〇が永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
91文字
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年〇月 父 〇〇(享年〇〇)が永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を厚く御礼申し上げます
皆様がよき年をお迎えになりますようお祈り申し上げます
94文字
喪中につき年始のご挨拶を控えさせていただきます
時節柄一層のご自愛のほどお祈り申し上げます
明年も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます
68文字
書き方の作法:句読点を用いず、行頭の一字下げもしないのが古くからの慣習です。「年賀」の「賀」など祝いの言葉は避け「年始・年頭」と書きます。文中の「〇〇」は故人のお名前、「〇月」は亡くなった月、「享年〇〇」は年齢に置き換えてください。故人名を入れない3番目の文例を選んでも構いません。
喪中はがき(年賀欠礼状)の基本
- 出す範囲
- 喪中とする範囲は自分から見て二親等まで(父母・配偶者・子・兄弟姉妹・祖父母・孫)が一般的な目安です。ただし法律の決まりではなく、同居の有無や日頃の付き合いの深さで判断します。三親等(おじ・おば・甥・姪など)は、同居していた場合を除いて喪中としないことが多いです。
- 出す時期
- 相手が年賀状を用意し始める前に届くよう、11月中旬〜12月初旬までに投函します。遅くとも12月15日ごろまでには届くようにします。早すぎても忘れられやすいため、11月以降が目安です。
- 書き方の作法
- 格式を重んじ、句読点を用いず、行頭の一字下げもしないのが古くからの慣習です。「賀」「おめでとう」など祝いの言葉は避け、「年賀」ではなく「年始・年頭・年末年始のご挨拶」と書きます。故人の名前・続柄・享年を入れるかは自由で、入れない文例も一般的です。
- 間に合わないとき
- 12月に不幸があって間に合わないときや、喪中と知らずに年賀状をいただいたときは、松の内が明けてから(関東は1月8日ごろ、関西は1月16日ごろ)立春(2月4日ごろ)までに寒中見舞いでお知らせします。
続柄別の文例(父・母・義父・義母・祖父母・夫・妻)
喪中はがきの続柄は、差出人(夫婦連名なら世帯主)から見た続柄で書きます。上のツールでも作成できますが、よく使われる続柄別に、そのまま使える文例をまとめました(句読点を使わないのが慣習です。「〇〇」はお名前、「〇月」は亡くなった月に置き換えてください)。
父・母が亡くなった場合の文例
喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます
本年〇月に父 〇〇が永眠いたしました
生前に賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます
母の場合は「母 〇〇」とします。享年を入れる場合は「父 〇〇(享年〇〇)」のように続けます。
義父・義母(配偶者の父母)が亡くなった場合の文例
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年〇月に義父 〇〇が永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を厚く御礼申し上げます
皆様がよき年をお迎えになりますようお祈り申し上げます
夫婦連名で出す場合、妻の父は「義父」のほか「岳父(がくふ)」、妻の母は「義母」のほか「丈母(じょうぼ)」とも書きます。「妻 〇〇の父」のように書き添える形でも構いません。
祖父・祖母が亡くなった場合の文例
喪中につき年始のご挨拶を控えさせていただきます
本年〇月に祖父 〇〇が永眠いたしました
時節柄一層のご自愛のほどお祈り申し上げます
祖父母は二親等のため喪中はがきを出すのが一般的ですが、同居していなかった場合は出さない判断もあります(出す範囲の目安)。
夫・妻が亡くなった場合の文例
喪中につき年末年始のご挨拶を失礼させていただきます
本年〇月に夫 〇〇が永眠いたしました
生前のご厚誼に心より御礼申し上げます
明年も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます
夫が亡くなった場合、差出人は妻の名義にします。妻の場合は「妻 〇〇」とします。
喪中はがきに使うはがきと切手
喪中はがきに使うはがきは通常はがき(郵便はがき)と私製はがきの2種類です。どちらで出しても構いませんが、切手が要るかどうかが違います。年賀用の華やかなデザインのはがきや、縁起物が描かれた年賀用切手は使いません。
| 種類 | 切手 | 特徴 |
| 通常はがき | 不要(貼らずに出せる) | 郵便局で販売しているはがき。コンビニで買えることもある。切手部分(料額印面)が印刷済みなので、そのまま投函できる |
| 私製はがき | 必要 | 雑貨店などで販売しているはがきや、家電量販店のインクジェット用はがき用紙。切手は一般に「弔事用85円普通切手・菊」を貼る。切手を別に買うぶん、通常はがきよりやや割高になる |
デザインは、蓮華・桔梗・菊・百合・胡蝶蘭・霞草などの落ち着いた花や、鳩をあしらったものが定番です。胡蝶蘭は慶事にも弔事にも使われ、喪中はがきの花として最もよく選ばれます。文字を薄墨で刷ったフォーマルなものが基本ですが、故人の人柄を伝えたい場合にカジュアルなデザインを選んでも問題ありません。急逝・早逝の場合は、シンプルなデザインの方が無難です。
喪中はがきへのお返事 — 喪中見舞い・年始状・寒中見舞い
喪中はがきを受け取っても、返事を出さなければならない決まりはありません。それでも何か伝えたいときの方法は3つあり、出せる時期がそれぞれ違います。「早く伝えたい」なら喪中見舞い、「新年の挨拶をしたい」なら年始状、「年が明けてから」なら寒中見舞いと考えると選びやすくなります。
| 方法 | 出す時期 | 向いている場面 |
| 喪中見舞い | 喪中はがきが届いたらすぐ〜できるだけ年内(時期の決まりはない) | 喪中はがきで初めて訃報を知り、年明けを待たずにお悔やみを伝えたいとき。お供えのお線香やろうそくを添えることもある(相手が負担に感じない3,000〜5,000円程度が目安) |
| 年始状 | 年始(年賀状と同じ時期) | 新年の挨拶はしたいとき。「おめでとうございます」「謹賀新年」などの賀詞は使わず、「年始のご挨拶を申し上げます」のように書く |
| 寒中見舞い | 松の内が明けてから(関東は1月8日ごろ・関西は1月16日ごろ)立春(2月4日ごろ)まで | 年が明けてから落ち着いて挨拶したいとき。従来からの一般的なお返事の形 |
喪中見舞いは、寒中見舞いでは年をまたいでしまい遅いのでは、という心遣いから広まった比較的新しい形です。はがきは白いものか、淡いグレー・ブルーなど寒色の落ち着いたデザインを選び、切手も年賀用ではなく弔事用の花の切手を使います。
「喪中はがきが来たら年賀状を出してはいけない」わけではありません。喪中はがきは差出人が「こちらから年始のご挨拶を控えます」と伝えるものであって、相手に年賀状を出さないよう求めるものではありません。とはいえ控える方が多数派です。出す側の判断は
年賀状の文例 で確認できます。
喪中はがきのよくある質問
喪中はがきは誰が亡くなったら出す?
一般には自分から見て二親等(父母・配偶者・子・兄弟姉妹・祖父母・孫)までが亡くなったときに出すのが目安です。ただし決まりではなく、同居していたか、日頃の付き合いの深さで判断します。三親等のおじ・おばなどは、同居していた場合を除き喪中としないことが多いです。
喪中はがきを出す範囲 自分から見て二親等(祖父母・兄弟姉妹・孫)までが目安。父母のきょうだいであるおじ・おばは三親等で、同居などの事情がなければ範囲外とすることが多いです。
喪中はがきはいつ出せばいい?
相手が年賀状を用意し始める前に届くよう、11月中旬〜12月初旬までに投函するのが目安です。遅くとも12月15日ごろまでには届くようにします。12月に不幸があって間に合わないときは、無理に急がず、松の内が明けてから寒中見舞いでお知らせします。
出す時期の目安 喪中はがきは11月中旬〜12月15日ごろまで。間に合わなければ、松の内が明けてから立春(2/4ごろ)までに寒中見舞いへ切り替えます。
祖父母が亡くなったら喪中はがきを出す?
祖父母は二親等にあたるため、喪中はがきを出すのが一般的です。ただし同居していなかった場合や、年賀状のやり取りが仕事関係中心の場合は、通常どおり年賀状を出す方もいます。最終的には日頃の付き合いに合わせて判断して構いません。
12月に不幸があって喪中はがきが間に合わないときは?
年賀状が相手に届く前に間に合わない場合は、無理に出さず、松の内が明けてから(関東は1月8日ごろ、関西は1月16日ごろ)立春の2月4日ごろまでに寒中見舞いを出して、喪中であったことと年始の挨拶を控えたことをお知らせします。年賀状をいただいた方へのお返事も兼ねられます。
喪中はがきにはどんなはがき・切手を使う?
切手を貼らずに出せる通常はがき(郵便はがき)か、私製はがきを使います。私製はがきには一般に「弔事用85円普通切手・菊」を貼ります。年賀用の華やかなデザインのはがきや、縁起物が描かれた年賀用切手は使いません。デザインは蓮華・桔梗・菊・胡蝶蘭などの落ち着いた花や鳩が定番です。
喪中はがきをもらったら返事は必要?
返事を出さなければならない決まりはありません。伝えたいことがあるときは、年内なら喪中見舞い、年始なら賀詞を使わない年始状、松の内が明けてから立春までなら寒中見舞いを出します。喪中はがきは「こちらから年始のご挨拶を控えます」というお知らせであって、相手に年賀状を出さないよう求めるものではありません。
喪中見舞いと寒中見舞いはどう違う?
出す時期が違います。寒中見舞いは松の内が明けてから立春(2月4日ごろ)までと決まっていますが、喪中見舞いには時期の決まりがなく、喪中はがきを受け取ったらすぐに出せます。できるだけ年内に届くようにします。喪中見舞いは、寒中見舞いより早くお悔やみを伝えたいという心遣いから広まったものです。
喪中はがきに句読点を使わないのはなぜ?
喪中はがきや挨拶状では、格式を重んじて句読点を使わず、行頭の一字下げもしない書き方が古くからの慣習です。「賀」「おめでとう」など祝いを表す言葉も避け、「年賀」ではなく「年始・年頭・年末年始のご挨拶」と書きます。近年は句読点を用いる例もあり、絶対的な決まりではありません。
出典・参考文献
慶弔のマナーは地域・宗派・家の慣習によって異なります。上記の公開情報と広く共有されている通説を照らし合わせ、一般的な目安として記載しています。