年賀状 文例ジェネレーター

送る相手(取引先・上司・友人・親戚)と場面を選ぶだけで、年賀状にそのまま書き写せる文例を表示します。元日に届くための投函の期限、「賀正」と「謹賀新年」の使い分け、松の内を過ぎたときの寒中見舞いへの切り替えも分かります。

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記入例:ビジネス・取引先へ/元日に届くよう出す(選択を変えると切り替わります)
年賀状
種類
年賀状(元日に届くよう出す)
出す時期
引受は12月15日ごろから。元日に届けるには12月25日ごろまでに差し出します。
おすすめの賀詞
謹賀新年/恭賀新年(四字) 謹んで新年のお慶びを申し上げます(文章) 一〜二字の賀詞は避ける
結びの日付
令和〇年 元旦

年賀状の文例(ビジネス・取引先へ)

謹賀新年 旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます 本年も変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます 皆様のますますのご発展とご健勝をお祈り申し上げます 令和〇年 元旦
83文字
恭賀新年 旧年中は一方ならぬご厚情を賜り誠にありがとうございました 本年もより一層のサービス向上に努めてまいります 何卒倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます 令和〇年 元旦
88文字
書き方のポイント:賀詞は本文より大きめに書くと形が整います。取引先には一年のお礼を述べ、その年のお願いで結びます。「去年」は「旧年」「昨年」に言い換え、句読点は用いず全角の空白や改行で区切ります。「令和〇年」は差し出す年に置き換えてください。

年賀状の基本

投函の時期
年賀状の引受は例年12月15日ごろから。元日に届けるには12月25日ごろまでに差し出すのが目安です(日本郵便の案内は年ごとに出ます)。引受開始前に投函すると、通常の郵便として年内に配達されてしまいます。
年賀状として出せる期限
松の内までが目安で、関東はおおむね1月7日、関西は1月15日ごろまでとされます。松の内を過ぎたら年賀状ではなく寒中見舞いに切り替えます。
賀詞の使い分け
一字(寿・福)・二字(賀正・迎春)は敬意を表す言葉が入らないため目上の方には避けます。四字(謹賀新年・恭賀新年)や文章の賀詞は相手を選ばず使えます。賀詞は一枚に一つ。印刷された賀詞と重ねて書かないようにします。
書き方の作法
句読点を用いないのが古くからの慣習です。「去る」「切れる」「絶える」「衰える」などの忌み言葉は避け、「去年」は「旧年」「昨年」とします。日付は「令和〇年 元旦」とし、「一月元旦」は重複になるので書きません。

年賀状はいつ出す? 投函から寒中見舞いまでの流れ

年賀状には「元日に届ける」ための特別な取り扱いがあります。引受開始日から差出期限までの間に投函された年賀状は、郵便局で預かって元日にまとめて配達されます。日本郵便は2026年用の年賀状について、引受開始を2025年12月15日、元日配達のための差出期限を2025年12月25日と案内していました。日付の案内は年ごとに出るため、その年の郵便局の案内で確認すると確実です。

年賀状を投函 松の内 寒中見舞い 12/15 12/25 1/1 元旦 1/7 2/4 立春 引受開始 元日配達の締切 松の内おわり
年賀状の時間割 12/15ごろ〜12/25ごろに投函した分は郵便局で預かられ、元日に配達されます(点線は保管される期間)。元日から松の内(関東は1/7、関西は1/15ごろ)までは年賀状として出せ、それを過ぎたら立春(2/4ごろ)までの寒中見舞いに切り替えます。
種類出す時期書き出し日付
年賀状
(元日着)
12月15日ごろ〜12月25日ごろに投函謹賀新年/あけましておめでとうございます令和〇年 元旦
年賀状
(返信)
松の内まで(関東1月7日・関西1月15日ごろ)謹賀新年(いただいたお礼を添える)令和〇年 一月
寒中
見舞い
松の内明け〜立春(2月4日ごろ)まで寒中お見舞い申し上げます
(目上は「寒中お伺い申し上げます」)
令和〇年 一月・二月

元日に届かない年賀状に「元旦」と書くと日付が合わなくなります。元旦は一月一日の朝を指す言葉なので、松の内に入ってから出す返信は「令和〇年 一月」としておくと確実です。

賀詞は相手で選ぶ 「賀正」と「謹賀新年」の違い

年賀状の一行目に置く新年を祝う言葉を賀詞(がし)といいます。賀詞は字数によって意味の重みが変わり、一字・二字のものはめでたい言葉を掲げているだけで、相手への敬意や謙譲の意味が含まれません。そのため上司・恩師・取引先といった目上の方には、「謹んで」「うやうやしく」にあたる字が入る四字の賀詞か、文章の賀詞を使います。

賀詞の型 目上の方へ 一字 寿 福 賀 二字 賀正 迎春 初春 四字 謹賀新年 恭賀新年 文章 謹んで新年のお慶びを申し上げます あけましておめでとうございます
賀詞は字数で選ぶ 一字・二字は敬意を表す言葉が入らないため、目上の方には避けます。四字の「謹賀新年」「恭賀新年」と文章の賀詞は相手を選びません。迷ったら「謹賀新年」にしておけば失礼になりません。
意味目上へ
一字寿・福・賀・春めでたい/幸福避ける
二字賀正・迎春・初春・新春正月を祝う/春を迎える避ける
四字謹賀新年・恭賀新年謹んで/うやうやしく新年を祝う使える
文章謹んで新年のお慶びを申し上げます
あけましておめでとうございます
丁寧に新年を祝う使える

年賀状でやってしまいがちな四つのこと

文面そのものより、細かな作法で迷う方が多いところです。次の四つは覚えておくと安心です。

やりがち直し方
「去年はお世話になりました」「去」は忌み言葉。「旧年」「昨年」に言い換えます。
「令和〇年 一月元旦」元旦は一月一日の朝のこと。「令和〇年 元旦」と書きます。
印刷の「賀正」の下に「あけましておめでとうございます」賀詞が重複します。賀詞は一枚に一つにします。
書き損じを修正液で直す祝い事の挨拶状では避け、新しいはがきに書き直します

手書きで添える一言は、印刷された文面と同じ内容を繰り返さず、相手に関係のあることを書くと気持ちが伝わります。取引先なら昨年の取引へのお礼、恩師なら近況、友人なら再会の約束などが定番です。

喪中のときは年賀状ではなく喪中はがき。自分や家族に不幸があった年は、11月中旬〜12月初旬に喪中はがき(年賀欠礼状)を出して年始のご挨拶を控えます。文例と出す範囲は 喪中はがき 文例・判定 をご覧ください。夏のご挨拶は 暑中見舞い・残暑見舞い にあります。

年賀状のよくある質問

年賀状はいつまでに出せば元日に届く?

年賀状の引受は例年12月15日ごろから始まり、元日に届けるには12月25日ごろまでに差し出すのが目安です。日本郵便は2026年用の年賀状について、引受開始を2025年12月15日、元日配達のための差出期限を2025年12月25日と案内していました。年ごとに日付の案内が出るため、その年の郵便局の案内で確認すると確実です。12月14日以前にポストへ入れると通常の郵便として年内に配達されてしまうので、引受開始日以降に投函します。

目上の人に「賀正」「迎春」を使ってはいけないのはなぜ?

「寿」「福」などの一字、「賀正」「迎春」などの二字の賀詞は、めでたい言葉を掲げているだけで相手への敬意や謙譲の意味が含まれないため、目上の方には失礼にあたるとされています。「謹賀新年」「恭賀新年」といった四字の賀詞には「謹んで」「うやうやしく」という敬意を表す字が入るため、相手を選ばず使えます。迷ったときは四字の賀詞か、「謹んで新年のお慶びを申し上げます」のような文章の賀詞にすれば間違いがありません。

年賀状に句読点は使わないほうがいい?

挨拶状では句読点を使わないのが古くからの慣習です。句読点は「終わり」「区切り」を連想させるため祝い事にふさわしくないという理由と、毛筆の時代には句読点を用いず、読みやすくするための印を敬うべき相手に付けるのは失礼にあたるという理由が挙げられます。区切りは読点の代わりに全角の空白や改行で表します。ただし絶対的な決まりではなく、親しい相手あてなら読みやすさを優先しても構いません。

年賀状の返事が松の内に間に合わないときは?

年賀状として出せるのは松の内までで、関東ではおおむね1月7日、関西では1月15日ごろが目安です。これを過ぎたら年賀状ではなく寒中見舞いとして、松の内が明けてから立春(2月4日ごろ)までに出します。書き出しは「寒中お見舞い申し上げます」とし、年賀状をいただいたお礼と、返事が遅れたお詫びを添えると丁寧です。寒中見舞いはお祝いではないため、賀詞は使いません。

喪中の相手に年賀状を出してもいい?

喪中はがき(年賀欠礼状)を受け取った相手には、年賀状を控えるのが一般的です。代わりに松の内が明けてから立春までの間に寒中見舞いを出し、年始のご挨拶に代えます。喪中はがきは「こちらから年始のご挨拶を控えます」というお知らせであり、受け取った側が年賀状を出してはいけないという決まりがあるわけではありませんが、控える方が多数派です。自分が喪中の場合は、11月中旬から12月初旬までに喪中はがきを出しておきます。

出典・参考文献

松の内の期間(関東は1月7日、関西は1月15日ごろ)をはじめ、挨拶状の作法は地域・家・業界の慣習によって異なります。上記の公開情報と広く共有されている通説を照らし合わせ、一般的な目安として記載しています。年賀状の引受開始日・差出期限は年ごとに案内されるため、その年の郵便局の案内をご確認ください。